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​用語集

平坂町(ひらさかちょう)
 某県に存在する山間の田舎町であり、ネノクニの舞台。
 古き神の伝承が残る土地で、悪意によって日常が喰われる町でもある。
 一昔前の商店街が立ち並ぶ古き良き街並みだが、日常生活に困ることはない。

 

泉津町(せんづちょう)
 某県に存在する海岸沿いの都市。ちょっとした都会っぽさが人気。
 地方都市にある娯楽施設は一通り揃っており、平坂町へのアクセスも良い。
 ここで生まれた善意は、平坂町に好影響を与えると言い伝えられている。

 

祓魔師(ふつまし)
 通称「フツマ」。タガヒカゲに認められし者が異能力を操れるようになる。
 戦闘時と非戦闘時、それぞれに能力を付与されるが、内容はバラバラ。
 フツマは基本的に、葦原コーポレーションの各種施設にて厚遇される。

 

祓魔力(ふつまりょく)
 平坂町での戦闘時に「攻撃力と防御力を自在に操る力」を指す言葉。
 最大値は「10」で、最小値は「0」。最大値だと、凄まじい力を得る。
 自在に操れるとはいえ、極端から極端への移行は精神の消耗が凄まじい。

 

悪意の詰まった穴
 通称「ルツボ」。黄泉比良坂が処理し切れなかった悪意の一部である。
 基本的に悪意が具現化した存在「逢魔」を生み、悪意を広げようとする。
 逢魔を倒しても、ルツボを放置すると、また自然と逢魔が出てくる。

 

逢魔(おうま)
 通称「オウマ」。ルツボより出た悪意が何らかの形で具現化した存在。
 物体や生物に憑依し、その特性を活かした人間を攻撃する場合もある。
 ルツボを守るオウマは、憑依した存在よりもやや強い傾向にある。

 

葦原(あしわら)コーポレーション
 今の平坂町と泉津町が「葦原の集落」だった頃の為政者が先祖の大企業。
 現在は両町の橋渡し的な役割を担っており、様々な事業展開を行っている。
 祓魔師の活動に理解がある。社長は葦原亜希子(あしわら・あきこ)。

 

葦原の集落(あしわらのしゅうらく)
 過去の平坂町と泉津町を指すが、どの時期までを指すのかはわからない。
 元々はひとつの集落だったが、現在は平坂町と泉津町に分かれている。
 なお、葦原家は「当時の為政者を先祖とする家系」であるらしい。

 

天岩戸(あまのいわと)
 平坂町に存在すると言われているが、誰もその在処を知らない謎の岩。
 祓魔師でなくとも、住民ですら周知の事実だが、真相は闇の中である。

 

黄泉比良坂(よもつひらさか)
 平坂町の地下にあるとされるが、その場所は誰にもわからない。
 葦原の集落の頃から存在する、世の善意と悪意を司る社という噂がある。
 なお、黄泉比良坂には、番人たる大いなる神が管理している。

 

タガヒカゲ
 黄泉比良坂を管理する大いなる神。正式名称は「多賀日影命」。
 非常に気まぐれで、平坂町に住む人間に「祓魔師」の力を与える張本人。
 善意と悪意のバランスが崩れると、神格そのものが変わってしまう。

 

ヒナタヒコナ
 タガヒカゲより生み出された陽の権化たる幼神。通称「ヒナタ」。
 正式名称は「日向彦名」。タガヒカゲとは違い、一貫して善性の神である。
 しかも具現化して、平坂町や泉津町に行くこともできる。ほぼ子供。

 

カミサマの決め事
 タガヒカゲとヒナタヒコナが、直接的に悪意に対抗できない最大の要因。
 誰が決めたのかはわからないが、カミサマもいろいろ難しいらしい。
 大昔から祓魔師は存在していたので、間接的な関与なら問題ないようだ。

 

善意(ぜんい)
 生物が得た喜びや感動、達成感などを含む、前向きな感情の全般を指す。
 平坂町は善意と悪意が黄泉比良坂に入るが、泉津町は善意のみ反映される。
 善意の供給過多になった時期があり、その時にヒナタヒコナが誕生した。

 

悪意(あくい)
 生物が得た悲しみや絶望、虚無感などを含む、後ろ向きな感情を指す。
 平坂町でのみ悪意は回収され、黄泉比良坂で処理されているという。
 しかし、処理し切れない分は「悪意の詰まった穴」として放出される。

​教育機関

世保(よもつ)中学校

 正式名称は「平坂町立世保中等学校」。通称「世保中(よもちゅう)」。
 平坂町に存在する唯一の中学校で、登下校にはスクールバスを利用できる。
 フツマの活動には寛容だが、義務教育なので、宿題や補講が課されることも。

世保(よもつ)高校

 正式名称は「平坂町立世保高等学校」。通称「世保高(よもこう)」。
 昔から平坂町に存在する高校であり、平均的な教育方針を運用している。
 制服は、世保中学と同じ形の学ラン・セーラー服。フツマ活動に理解がある。

 

天野(あまの)高校

 正式名称は「葦原学院・私立天野高等学校」。通称「天高(あまこう)」。
 葦原コーポレーション傘下の「葦原学院」が運営する進学校。制服はブレザー。
 ここ数年内に平坂町に設立された。都会の香りがする新築の校舎が人気である。

 

吾妻(あがつま)学園

 泉津町の郊外に「中学から大学までの一貫校」として存在する教育機関。
 広大な敷地の中には「中等部、高等部、4年制大学」が区分けされている。
 通称「吾中(あがちゅう)」、「吾高(あがこう)」、「吾大(あがだい)」。
 制服の指定はなく、私服で登下校できるが、身分証を忘れると悲惨な目に遭う。

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